猫山Cafeの猫山さん
「あの…」


「はい、なんですか?」


猫山さんは優しく微笑んだ。


「私…これからも隣にいて良いって事ですか?
手を繋いだり…一緒に出掛けたり出来るんですか?」


困った。


嬉しくてたまらないのに、どうしたら良いのかわからない!


誰か助けて!!


「はい。
そうしていただけると、嬉しいですね。」


猫山さんは優しく微笑んでいる。


「私、猫山さんの彼女になれるんですか?」


「はい♪」


私はようやく理解した。


私、猫山さんに告白されたんだ。


猫山さんが、私を好きだって言ってくれてるんだ。
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