猫山Cafeの猫山さん
可愛いお店だった。


カウンターとテーブルが二つ。


アンティークの家具だろうか、なんだか味がある。


そして何より猫グッズが多い!


かなり好きな雰囲気。


私はとりあえず月子さんを降ろすと、窓際のテーブルに座った。


月子さんはそそくさとカウンターの上に乗った。


「月子さん!」


Cafeのテーブルに猫はまずい!


私は慌ててカウンターにいる月子さんを抱き上げた。


「かまいませんよ?
ここは彼女の指定席ですから。」


店長は優しく微笑んだ。
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