猫山Cafeの猫山さん
「そうだ!
今度の試験の時、ここで勉強会しても良いですか?」


「かまいませんよ?」


「良かった♪」


猫山さんが勉強を見てくれれば、頼もしっかりとやってくれるはず!


英語を克服しないと、ずっと英語だけ補習になっちゃう。


「僕も勉強し直さないとですね。」


猫山さんが笑った。


「猫山さんなら今のままで大丈夫ですよ♪
頼に勉強させてくれればそれで良いんですから!」


私が言うと、猫山さんはクスクスと笑った。


「なんですか?」


「いえ、冴子さんは頼さんが本当に大切なんですね。」


猫山さんが優しく言った。
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