猫山Cafeの猫山さん
「そりゃあ…
大切な親友ですから。」


頼は親友。


大切で大好きな親友。


「家が近所で、幼なじみなんですよね?」


「そうです♪」


「そういえば、俺も二人の出会いとか聞いたことなかったな…
教えてよ♪」


賢人も猫山さんも興味津々。


出会いかぁ…


あれは幼稚園の頃だったかな。


「幼稚園の頃は家が近所でも、あまり一緒に遊んだりしなかったんです。」


幼稚園の友達も違ったし、唯一送迎バスの中が一緒なだけ。


「私、頼の事苦手でした。」


私は苦笑いを浮かべた。


頼は小さい頃から可愛くて、いつも周りに友達がいて、いつだって笑ってた。
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