猫山Cafeの猫山さん
私は席に戻るのもなと思い、月子さんの隣の席に座ることにした。


「はいどうぞ。」


コーヒーが出てきた。


なんだか良い香り。


「いただきます。」


一口飲んだ。


「あっ…美味しい。」


驚いた。


コーヒーって美味しいんだ♪


「良かった。
お客様第一号だ。」


店長は嬉しそうに笑った。


「第一号?」


やっぱり今までお客さんいなかったんだ…


ちょっぴり胸が痛む。


私も避けてたうちの一人だもんね…
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