猫山Cafeの猫山さん
「そんな時に頼が…
『冴子ちゃんは悪くないよ!
私見てたもん!!』
って言ってくれたんです♪」


皆が私が悪いと言うなかで、頼だけが悪くないと言ってくれた。


「もちろん相手の子を泣かせてしまった私も悪いんですけど…
相手も悪いと言ってくれた事が嬉しくて。
それから仲良くなりました♪」


行きも帰りもずっと一緒。


クラスもほとんど一緒。


大切な親友。


「そうだったんですか。」


猫山さんが優しく微笑んだ。


「だから私、頼の事なら大体知ってます♪
例えば…頼が学校でモテる事とか?」


「ちょっと、冴ちゃん!?」


賢人が大慌て。
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