猫山Cafeの猫山さん
「じゃあ神河の席は…」


「先生、俺賢人と友達なの!
隣が良いなぁ♪
しばらくは教科書見せてもらわなきゃだし?」


義樹がニッコリと笑った。


「そうか…じゃあ一番後ろの空いてる席を移動して良いぞ?」


「やった♪
ありがと、先生!」


ガタガタと席の移動が始まった。


義樹は移動してくれた全員に、ありがとうと声をかけた。


それから席に荷物を置くと、私の隣に立った。


「頼、またよろしくな♪」


義樹は優しく微笑むと、私の頭に軽く手を置いた。


「…よろしく、よっちゃん♪」

び、びっくりした!!


一瞬止まっちゃったよ…
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