猫山Cafeの猫山さん
「よし、じゃあ女性陣はキッチン周りをお願いします。
俺と賢人は寝室からな♪」


義樹はニヤニヤと笑うと、隣の部屋に消えて行った。


「寝室にそんなに時間かかるのかな?」


私はキッチンと書かれた段ボールを開けながら言った。


「そりゃあ…
私達には見られたく無いものが多いんじゃない??」


冴も段ボールを開けながら言った。


「えー!?
一応男の子だから?」


「一応はやめてあげなよ…
猫さんにだってあるでしょ??」


私に見られたく無い物?


「見るなとか触るなって言われた事ないよ?」


私が言うと、冴は少し驚いた後でニヤリと笑った。
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