猫山Cafeの猫山さん
猫山さんが月子さんを撫でると、月子さんは嬉しそうに鳴く。


「…人間のお客さん、今まで一度も来てないんですか?」


「うん。
なんだかね。」


猫山さんが困ったように頭を掻いた。


「私学校とかで宣伝しますよ!
コーヒーすごく美味しいし♪」


私のテンション高いかも。


引かれちゃったかな?


「本当?
ありがとう!
すごく嬉しい。」


猫山さんが笑った。


あっ、やっぱり可愛い。


「私も月子さんと一緒に通っても良いですか?」


わぁ、何言ってるの自分!


顔が熱いよ!!


なにこれ!!!


「もちろんだよ。
歓迎します♪」


猫山さんはまた笑った。
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