オルゴール 〜科学者と未確認生物〜
三分くらいたったころ、裏側から紅茶を持った綺麗な人が出てきた。
彼は私と同じ種類の生物だろう。人間そっくり。
私より断然、綺麗な顔をしていた。髪はシルバーで目はブルー。痩せ身で年齢は人間でいう20歳くらいだろうか。もっと若いかもしれないが。
もちろん彼も雌か雄か解らない。
彼は人の良さそうな笑顔を浮かべ、私の前に紅茶とシナモンスティックを置いた。
『お待たせ、お姉さん。熱いから気を付けて。』
彼の声はさっきのおばあちゃんの声と同じだった。私は思わず、さっきのおばあちゃんなのか聞いた。
彼は上品に笑う。
『そうさ。あたしがさっきの頭!この町は人間に似た生物に対する偏見が多くてね。お姉さんは大丈夫?観た感じあたしと同じ種類だろ?』
『ええ。同じ種類みたい。確かに偏見は多…………あ、この紅茶美味しい。』
『おかわりあるよ!』
『有難う。ねえ、私も頭だけになれるかな?』
『なれるさあんたも。練習すれば。家で練習すればいい。他にもいろんなことが出来るよ!空を飛ぶことや…。もう、可能性は無限大なんだよ。練習さえすればね!』
なんかわくわくしてきた!空も飛べる?無限大?可能性?すごくわくわくする言葉の連続だ!
でももう帰らなくちゃ、気が付くと三時間くらい雑談してた!
『そうなんだ!私、もう帰らなくちゃ、練習したい!君と話すの楽しかった!また来ていい?』
『もちろんさ!またいつでもおいで!一日でこんなに打ち解けたのは初めて!どうやらフィーリングがぴったりみたいだね!それじゃあね!バイバイ!』
『うん、バイバイ!あ、そうだ、名前教えてくれない?』
それを聞くと、シルバーの髪をしたきれいな顔が傾いた。そして笑顔になる。
『名前はないよ!あんたと同じで!』
あ、そっか。ついうっかり聞いてしまった!しくじった!
『あ、そっか!ごめんね、ついうっかり!それじゃあね!』
『うん!バイバイ』
私達はバイバイを五、六回繰り返した後、私は家へ戻った
現状を聞くのを忘れて…
彼は私と同じ種類の生物だろう。人間そっくり。
私より断然、綺麗な顔をしていた。髪はシルバーで目はブルー。痩せ身で年齢は人間でいう20歳くらいだろうか。もっと若いかもしれないが。
もちろん彼も雌か雄か解らない。
彼は人の良さそうな笑顔を浮かべ、私の前に紅茶とシナモンスティックを置いた。
『お待たせ、お姉さん。熱いから気を付けて。』
彼の声はさっきのおばあちゃんの声と同じだった。私は思わず、さっきのおばあちゃんなのか聞いた。
彼は上品に笑う。
『そうさ。あたしがさっきの頭!この町は人間に似た生物に対する偏見が多くてね。お姉さんは大丈夫?観た感じあたしと同じ種類だろ?』
『ええ。同じ種類みたい。確かに偏見は多…………あ、この紅茶美味しい。』
『おかわりあるよ!』
『有難う。ねえ、私も頭だけになれるかな?』
『なれるさあんたも。練習すれば。家で練習すればいい。他にもいろんなことが出来るよ!空を飛ぶことや…。もう、可能性は無限大なんだよ。練習さえすればね!』
なんかわくわくしてきた!空も飛べる?無限大?可能性?すごくわくわくする言葉の連続だ!
でももう帰らなくちゃ、気が付くと三時間くらい雑談してた!
『そうなんだ!私、もう帰らなくちゃ、練習したい!君と話すの楽しかった!また来ていい?』
『もちろんさ!またいつでもおいで!一日でこんなに打ち解けたのは初めて!どうやらフィーリングがぴったりみたいだね!それじゃあね!バイバイ!』
『うん、バイバイ!あ、そうだ、名前教えてくれない?』
それを聞くと、シルバーの髪をしたきれいな顔が傾いた。そして笑顔になる。
『名前はないよ!あんたと同じで!』
あ、そっか。ついうっかり聞いてしまった!しくじった!
『あ、そっか!ごめんね、ついうっかり!それじゃあね!』
『うん!バイバイ』
私達はバイバイを五、六回繰り返した後、私は家へ戻った
現状を聞くのを忘れて…