❀心の色❀ ~スクエア外伝~
私は、今朝あった事と、さっき呼び出された時の事を、全部を絢に話した。
「で、どうなの?莉江子はその人の事。」
私は?
「う~んとね、達燿さんと話したりしてたら、何か楽しくなって、さっきも、もう帰る時間だ、って言われた時、もっと話したかったなって思った…。」
「へぇ~♪そっか~、莉江子もねぇ~。」
何が言いたいんだろう?
それに絢、何か嬉しそうだし。
「私が何?」
「いやいやそういうんじゃなくて。でも莉江子が…。」
「何?教えて!ねぇ!!」
「それは無理。その気持ちが何なのか知りたいんなら、自分で見つけな?」
「………??」
絢が何を言いたいのか、全く分かんない。
でも、この気持ちの正体は知りたい・・・。
頑張って自分で見つけてみよう!
でも何なんだろうこの気持ち。
自分自身の事なのに分からないなんて…。