❀心の色❀ ~スクエア外伝~
「おはよっ莉江子!」
「あ、絢!!今日は来たんだ♪仕事休み?」
「うん休み♪一週間くらいだから遊べるよ。」
「ホント??久しぶりだなぁ(〃^ω^人」
「って莉江子。あんたちょっと顔赤くない?」
えっ?
学校に着くと、一番仲良い友達の入間絢が話し掛けてきた。
まだ赤いの?
恥ずかしい///
「そんなに顔赤い?!」
「うん。」
すると、隣の席の遼平が来た。
ちなみに遼平も絢も幼馴染み。
絢は凄いんだよ!
いろんな雑誌のモデルやってるの。
遼平は、喧嘩強いから、学年の番長みたいな感じ・・・
「あれ?莉江子顔赤くね?」
「だよねー?ほら遼平も言ってるじゃん。」
「うそっっ!!本当?」
「俺らが嘘つくとでも思ってんの?」
「え、そんな事無いよ?」
「だろ?鏡見てみろよ。絢、鏡。」
「はい。」
「用意してたのかよ。流石だな。」
「普通よ。ほら莉江子見てみなさいよ。」
絢に鏡を手渡されて、鏡の中の自分を見る。
「ホントだ・・・。赤い。」
「な?だから言ったじゃんかよ!!」
「トマトみたい…。」
「絢トマトって!私もそう思ったけどイチゴのほうがいいな。」
「パプリカだろ。」
「パプリカだったら林檎の方がマシ。」
「そんなのどうでもいいでしょ。それより何で顔赤かったの?」
「えっとね、・・・」