君は僕に僕は君に...
蕾
あたし、花百合 蕾(はなゆり つぼみ)
只今、高校二年生
一応それなりの高校に通って
まあそれなりに楽しい日々を過ごしている
「お母さん、いってきまあす」
「いってら「つぼみ、早く行くぞ〜」
コイツは向かいの家の幼なじみ
風谷 晴斗(かぜたに はると)
である。
「わあかったから!今行くから!」
「寝坊したのか?髪ぐちゃぐちゃだぞ。」
「しょ、しょーがないぢゃない!長い髪はセットしにくいんだから!」
晴斗はわたしを
しばらくじっと見た
「な、なによ!///」
「いや…面白い顔だなあと思って〜笑笑」
「は!?喧嘩売ってんのー!!?」
「う・そ・だ・よ!ほら、早く後ろ乗れよ、遅れるぞー」
「もう!」
わたしは
勢いよく晴斗の
自転車の後ろに飛び乗った