君は僕に僕は君に...


「ほら見て」



晴斗が本棚を指差した
その本棚の隅に

なにか
紙のようなものが
四つ折にして

置いてあった


「ん?なに?これ」


「さあ?開いてみれば?笑」


わたしは
躊躇せず紙を開いた


"図書室のドアを三回叩け"



「なにこれ?笑笑」


「さあー?やってみれば(-_-;)」


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