本当に愛おしい君の唇
 彼女も軽く飲んでから、素直に頷いた。


 その後、ものの数分して料理が届く。


 治登も直美も分厚いステーキ肉をナイフで切って、フォークで差し、口へと運ぶ。


 会食は和やかに続いた。


 この後行われるであろう、ホテルでの情事を楽しみにしながら……。

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