悪魔の刃
俺だけ・・・ 星司side
「知ってる・・・イケメンの・・・」
俺はこの一言を聞いてこの場から立ち去りたくなった
「え、えっと・・・(汗」
「星司くんって、あたしの彼氏だったんだってね・・・」
「あ、うん・・・」
「ごめんなさい・・・」
「え?」
「ごめんなさい・・・こんな彼女で・・・」
「え、あ、いや・・・」
美咲・・・
「あの・・・科野さん・・・ですか?」
突然、後ろから声がした
白い服で身体を覆った看護師だった
「はい・・・なんですか?」
「あの・・・ちょっとよろしいですか?」
「?いいですけど・・・」
病室から退室され、階段の影に連れてこられた
そして・・・
「ご家族の方にはお話しましたが、美咲さんは『記憶喪失』と診断されました」
「!!記憶・・・喪失・・・」
「ご家族のほうから聞きましたが、科野さんは美咲さんの彼氏だそうですね」
「はい、そうです。」
「そして科野さんのことだけ記憶が失われているようですね。」
「・・・はい・・・」
「おそらく・・・美咲さんにとって一番大切な科野さんのことが、美咲さんの脳に強く残っていて、今回の事故のせいで科野さんのことだけ記憶が失われている・・・可能性があります。」
「そんな・・・」
くやしい思いと嬉しい気持ちがあった
『一番大切な人こそ脳に強く残る・・・』
嬉しかったが、とても・・・複雑な気持ちだった
「星司・・・?」
「俺のことだけ忘れていたのは、俺のことが美咲の脳に強く残っていたから・・・だって・・・」
「そうか・・・落ち込むなよ?決して星司は悪くないんだから・・・」
「あぁ・・・」
これから美咲にしてあげられること・・・
これから先・・・どんなことがあっても美咲のことを守る・・・
俺はそう心に強く誓った
俺はこの一言を聞いてこの場から立ち去りたくなった
「え、えっと・・・(汗」
「星司くんって、あたしの彼氏だったんだってね・・・」
「あ、うん・・・」
「ごめんなさい・・・」
「え?」
「ごめんなさい・・・こんな彼女で・・・」
「え、あ、いや・・・」
美咲・・・
「あの・・・科野さん・・・ですか?」
突然、後ろから声がした
白い服で身体を覆った看護師だった
「はい・・・なんですか?」
「あの・・・ちょっとよろしいですか?」
「?いいですけど・・・」
病室から退室され、階段の影に連れてこられた
そして・・・
「ご家族の方にはお話しましたが、美咲さんは『記憶喪失』と診断されました」
「!!記憶・・・喪失・・・」
「ご家族のほうから聞きましたが、科野さんは美咲さんの彼氏だそうですね」
「はい、そうです。」
「そして科野さんのことだけ記憶が失われているようですね。」
「・・・はい・・・」
「おそらく・・・美咲さんにとって一番大切な科野さんのことが、美咲さんの脳に強く残っていて、今回の事故のせいで科野さんのことだけ記憶が失われている・・・可能性があります。」
「そんな・・・」
くやしい思いと嬉しい気持ちがあった
『一番大切な人こそ脳に強く残る・・・』
嬉しかったが、とても・・・複雑な気持ちだった
「星司・・・?」
「俺のことだけ忘れていたのは、俺のことが美咲の脳に強く残っていたから・・・だって・・・」
「そうか・・・落ち込むなよ?決して星司は悪くないんだから・・・」
「あぁ・・・」
これから美咲にしてあげられること・・・
これから先・・・どんなことがあっても美咲のことを守る・・・
俺はそう心に強く誓った