隣のあの子
いつもの朝
夢を見た



嫌な夢だ


きっと今日は最悪だな


記憶に蓋をして
忘れたふりしてた
もう泣かないために
僕が出来る唯一の
ことだった




とりあえずベッドから
起き上がりしばらく
ぼーっとしてから
顔を洗おうと洗面所に
向かった


「はは...」


ひどい顔だな
目の下なんか
真っ黒で
実に不健康って感じ


朝食をコンビニで済ませ職場に向かう


いつもと変わらない朝
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