アグリーベティに恋をして
「オレのダチとかマジイケメンでさ、そいつ超高校でもモテてるし、絶対損はさせねーし。あとやらしいコトとかも考えてないから安心して☆」
冗談っぽく彼が微笑む。
十分アナタもイケメンですけど。
あたしと裕子は目を見合わせて、確認する。
「んー、じゃあ暇だしいいよ。そのイケメン見てみたいし?友達ってどこにいんの?」
あたしの言葉に彼が嬉しそうな顔をする。
「もう実はカラオケ行ってんだわ、現地集合な感じで。すぐそこなんだけどね。オレ、エイジ。名前聞いてもい?」
「あたしは恋華、で、こっちが裕子。」
「レンカちゃんにユウコちゃんね♪見た目だけじゃなくて名前も可愛いね、2人とも☆」