※ 頭 上 注 意 ※
朝、私は太陽の光で目が覚めた。
…ああ、昨日は何もしていなかった気がする。
ただ、天井を見つめていただけの一日だった。

母の姿はない。
父の姿はもちろんない。

1年前、私と母を置いて他の女とどこかへ行ってしまった。
もう、顔も思い出したくもない・・・。

スクールバッグを手に、学校へと向かった。


今日の1時間目は、保健だ。
体育は割りとすきなのだが、保健は眠くなってしまうのが事実。
シャーペンを手にぶっさしながら話を聞いていた。


「…最近、皆うわさが流行っているが…」


保健の先生は、スッと息を吸った。

「この学校で、如何わしいことを
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