My miNd
「…なあ?」
誰?
「はい?どちらさま?」
とっさに猫の皮を被り、嫌味なお嬢様的な話し方にかえる。
「眉間にシワよってるけど、このまま眉を潜めて生きてくとシワとれなくなるぜ?」
この男っ!!
あのときの無口男!!
「なあ?聞いてる?元は悪くねえみたいだから笑えば?」
そう言って私の頬のばす
「ちょっと!?触らないで頂けます?」
「…?ああ、あんた、学校では猫被ってるたちか。えらく気取った喋り方すんだな。」
な、なんですって!!?
気取ってる?
私が??
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