My miNd
ワナワナと震えながらキッと睨みつける
相手は私の睨みなんか、痛くもないという表情でこちらを見下ろしている
「っ!!貴方には関係ありません。それにこの学校は関係者以外立入禁止のはず!!早くしないと守衛が来ますよ?」
口角を厭味ったらしく上げて余裕を見せて言うけど、それさえも効いていないらしい。
「あぁ、心配してくれてんの?」
はあ?
何言ってるの?
「あのね、私は………って、だいたい貴方だって前見たときより随分と雰囲気が違うじゃない!!!」
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