【K.A】Alice in a BoX
おとぎ噺
「とりあえず、ありすはまず、誰かと結婚をしなくちゃいけない」
ヒクリ。
ありすの頬がひきつる。
落ち着くのよ、ありす。
目が覚めたときから、奴らが散々言ってたもの。
ふぅ、と小さく深呼吸をして、ありすは紅茶をすすった。
「そうしないと、ありすが死んじゃうんだ」
「ぶはっ!?…ゲホッ…ケホッ…」
クレストの言葉に、ありすは思わず紅茶を吹き出した。
「…行儀が悪いな、ありす」
マッドがパチンと指を鳴らす。と、何処からともなく布巾が現れて、勝手にテーブルを拭き始めた。
「ごっごめんなさっ…ケホッ」
少し涙目になりながら、ありすが謝ると、マッドはクレストに、そのまま続けるようにと促した。
ヒクリ。
ありすの頬がひきつる。
落ち着くのよ、ありす。
目が覚めたときから、奴らが散々言ってたもの。
ふぅ、と小さく深呼吸をして、ありすは紅茶をすすった。
「そうしないと、ありすが死んじゃうんだ」
「ぶはっ!?…ゲホッ…ケホッ…」
クレストの言葉に、ありすは思わず紅茶を吹き出した。
「…行儀が悪いな、ありす」
マッドがパチンと指を鳴らす。と、何処からともなく布巾が現れて、勝手にテーブルを拭き始めた。
「ごっごめんなさっ…ケホッ」
少し涙目になりながら、ありすが謝ると、マッドはクレストに、そのまま続けるようにと促した。