【K.A】Alice in a BoX
「氷…溶けちゃったら大変だね」
とんとん、と軽く足元を踏みしめながらありすが言った。
「そうだな。ここももともとは大きな湖だったって話しだし」
チェシャの言葉に、だろうね、とありすは呟き、辺りを見回した。
「とにかく、まずは魔女に会ってみようぜ」
チェシャに言われて、ありすは頷いた。
窓一つない家に、少し不気味な感じがして、ぶるっと身震いする。
「いる…かな」
そう呟きながら、ありすはコンコン、とドアをノックした。
しばし沈黙が流れる。
「…反応、ない」
ありすがもう一度ドアをノックしようとしたそのときだった。
きぃ…と音を立てて、ドアが開いた。
まるでホラー映画のワンシーンのようで、ありすはごくりと唾を飲み込んだ。
「開いた…」
呆然とその光景を見つめているありすに、チェシャは早く中に入るよう促した。
とんとん、と軽く足元を踏みしめながらありすが言った。
「そうだな。ここももともとは大きな湖だったって話しだし」
チェシャの言葉に、だろうね、とありすは呟き、辺りを見回した。
「とにかく、まずは魔女に会ってみようぜ」
チェシャに言われて、ありすは頷いた。
窓一つない家に、少し不気味な感じがして、ぶるっと身震いする。
「いる…かな」
そう呟きながら、ありすはコンコン、とドアをノックした。
しばし沈黙が流れる。
「…反応、ない」
ありすがもう一度ドアをノックしようとしたそのときだった。
きぃ…と音を立てて、ドアが開いた。
まるでホラー映画のワンシーンのようで、ありすはごくりと唾を飲み込んだ。
「開いた…」
呆然とその光景を見つめているありすに、チェシャは早く中に入るよう促した。