【K.A】Alice in a BoX

運命

「それで…」

ラビーを見つめながら、ありすは聞いた。

「どうすれば、助けられるの?」

不安でいっぱいといった表情をむける。すると、ツバキは優しく笑った。

「そうね…それじゃ、今から言うものを集めてきてちょうだい」

ありすはこくん、と頷いた。

「まずは…」


ツバキに言われたものを、しっかりと頭に入れて、ありすは家を後にした。


「まったく。どうやらあなたが一番になりそうよ?ラビー」

ツバキはそう呟くと、ラビーの眠る部屋を後にした。

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