【K.A】Alice in a BoX
グリフの元り、今度は黒くて大きなシルクハットの建物を目指した。
『除草剤が手に入ったら、次はマッドのところへ行って、気付けの紅茶をもらってきなさい』
ツバキの言葉を思い出しながら、心の中で悪態をついた。
ラビーってば…勝手なことばっかりして。
起きたら絶対にぶん殴ってやる。
グリフが家の前で私をおろしてくれた。
「あら、ありす。久しぶりね」
「毎日たずねて、私たちの話し相手になってくれるんじゃなかったの?」
「ほんとう、ありすってば薄情者ね」
口々に好き勝手を言う花達に、ありすはごめんね、と謝りながら、マッドはいるかを尋ねた。
『除草剤が手に入ったら、次はマッドのところへ行って、気付けの紅茶をもらってきなさい』
ツバキの言葉を思い出しながら、心の中で悪態をついた。
ラビーってば…勝手なことばっかりして。
起きたら絶対にぶん殴ってやる。
グリフが家の前で私をおろしてくれた。
「あら、ありす。久しぶりね」
「毎日たずねて、私たちの話し相手になってくれるんじゃなかったの?」
「ほんとう、ありすってば薄情者ね」
口々に好き勝手を言う花達に、ありすはごめんね、と謝りながら、マッドはいるかを尋ねた。