死んだ魚

家に帰ると、賢二の妻は何も言わずに、ご飯を用意し、仕事の愚痴を話だす。
適当に相づちを打つ賢二に対して、また腹を立てる。

賢二は何も言わずにただ黙って聞いた。
毎日毎日がこの繰り返しである、まるで死んだ魚のように・・・

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