ありがと。



やっぱりほんとに
きらわれてるのかなぁ...

お店のドアが開く度に
工藤かなって反応しちゃう。
でもお客さんばっか。

1時になった時、
もぉさすがにこないだろうって
諦めてたら、工藤が来た。

ちょぉテンションあがった。

でも、話すひまがない。

このままバイトおわりの時間
なっちゃうよ―。

でも、最後の5分ぐらいで
ちょっと暇になった。

だから、とっさに、

「今日、工藤っち家の近くに
用事で行くから途中まで行かない?」

って聞いた。
家がどこら辺か知っていたのは。
前に工藤から聞いたから。
用事あるってゆーのはウソ。

「別にいいけど。」

「じゃあ、ゅぃ2時に終わるから
工藤が終わるまでてきとー
時間つぶして待ってるね!!」

てか、工藤のシフトも
しっかりチェックしてるって
ばれたよな〜って後から思った。


工藤を待ってる時間は
すご―く長かった。

その間ひたすら髪の毛直したり
してそわそわしてた。

やっと3時だぁ!!!

お店の前まで行った。
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