もしも未来を想えたら
★3
「お父さん・・・落ち着いてください」
阿藤先生がかおりのお父さんを落ち着かせていた。
時は流れて今は病院の中・・・・・
かおりはほとんど今までの事を覚えていない。
覚えているのは、病院に来てから医者の視線が物凄く怖かったこと、あとはその先生たちに色々な検査をされたこと。
その前の飛行機の中なんて、何も覚えていない。
多分隣は健悟だった気がする。
多分・・・ね。
本当に何も覚えていないから
でも安心できたのは確かだったのに・・・・
お父さんがこんなに乱すなんて、思いもしていなかった。
ただ、お父さんはパニックになっていながらも、私のリストカットについて否定はしなかった。
阿藤先生がかおりのお父さんを落ち着かせていた。
時は流れて今は病院の中・・・・・
かおりはほとんど今までの事を覚えていない。
覚えているのは、病院に来てから医者の視線が物凄く怖かったこと、あとはその先生たちに色々な検査をされたこと。
その前の飛行機の中なんて、何も覚えていない。
多分隣は健悟だった気がする。
多分・・・ね。
本当に何も覚えていないから
でも安心できたのは確かだったのに・・・・
お父さんがこんなに乱すなんて、思いもしていなかった。
ただ、お父さんはパニックになっていながらも、私のリストカットについて否定はしなかった。