いつも君だけ見つめてる




色々話してた。


私の受験の頑張りさの足りない話とか色々。



「な、これ聞いてほしいんだけど。」


急に隼人が真剣な顔で話してきた。

私も隼人に聞いてもらったり助けてもらったり
してるからもちろん聞くことになった。



「中ちゃんと一緒で失恋話なんだけど…



俺中1から中3まで付き合ってた子がいて。

俺中3の春…あ、最初の方な!!
そんとき友達と遊んでた時見たんだ


男と楽しそうに遊んでるのを
俺はもちろん本気だったんだ。

なのに二股かけられてると思ったら
泣けてくる気も失せてさ。


それで話し合いしてたら
『隼人とはただの友達だったけど
まあまあ顔がよかったから付き合っただけ』

だってさ。うざいだろ。



だから俺は恋愛に鈍感になってきたんだ。


んで俺はなんか変な性格になったわけ。



でも本当は辛いんだよ。今も泣きてーよ…」




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