いつも君だけ見つめてる


そっからまたぎゃーぎゃー喚きながら
夕方になってて解散することになった。


「誰か高浜方面いないー?」

「あ、私南中だから高浜行くよー。」


隼人は高浜中で私の家の近所らしい。


ま、一緒に帰ることになった。


「南中だから俺の家より少し遠いかな?
送っていく!」

「えっ悪いからいいよー。」

「駄目!テニス男の心があるんだ!」

テニスやってるんだー。

でもやってそうな顔だなー。


「テニスやってそうな顔」

「うるせー。」


隼人は少し顔を赤らめた。

全国大会に行ったことがあるらしい。
中学には女子テニスがあるだけで
男子硬式がないから
習っていたけど高校からは
部活に入るらしい。


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