UP TO YOU!!
「・・あのさ~、どうしてお前ってそうなわけ?」
「そうって、何」
「なんつーかさ、無関心?無頓着?
なんつーか・・・いろんなことに興味なさすぎない?
麻美ちゃんのことも含め。」
また麻美の話かよ。
俺は、ため息をついて、箸を置いた。
「別に普通だろ?
お前の好奇心が異常なんだよ」
「まー、そうかもしれねーけど!
お前、本当に麻美ちゃんのこと好きなわけ?」
「嫌いだったら付き合わないだろう」
「嫌いかどうか聞いてんじゃなくて、好きかどうか聞いてんだよ」
「嫌いじゃなきゃ、好きなんじゃねえの」
「それは違うだろ!」
京太の強い口調に少し驚く。
こいつ、こんな奴だったっけ?