あの夕陽に向かって走れ!


「そんな…僕…

ワンコの体が冷えないように

ホットココアにしたのに…」


誰かのために…。
僕は初めてもらった使命を
果たせなかった。
やはり僕は…


「まっ、キライじゃないけどな☆」


彼は笑ってホットココアを拾う。


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