あの夕陽に向かって走れ!


まだリアジュウの話をしていたのか。
もうとっくのとうに
次の話に行ったっていいのに。


「興味ねぇー」


俺はまた眠りにつこうと顔を伏せると
その寸前で誰かの手で抑えられた。


「…。」


「一緒に考えてください!

僕たちは現代人のメッセージを知る必要があります!」


スマイリー杉山。
犬のバカが移ったか。


< 222 / 400 >

この作品をシェア

pagetop