あの夕陽に向かって走れ!


フッ
檻に入った犬など怖くない。
べつに怖いとも思わない。
うるさい奴が一人撲滅しただけさ。

すると後ろから腕をつかまれた。
スマイリーだ。
スマイリーはいつもの笑顔ではなく
怒りにこもった顔で俺を睨んだ。


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