猫になった僕
それに僕は誰がどの車に乗っているかわかるから、今日誰があおぞらに来ているのか、わかるんだ。

知らない車が止まっているときは誰か知らない人が来てるとき。

だぁれが来たのかわかるまで僕はとってもドキドキするんだ。

僕のことを知らない人の誰かと会うのは、僕のことをどんな風に見ているのかわからないから、ちょっと怖いし不安だけど、知らない人と友達になれるのは、友達が増えるから嬉しい。

それにそんな知らない人の中には、歌を歌ってくれたり、お庭にお花を植えてくれたり、僕たちとお話してくれる人もいて、僕は何が起きるかと思うと、ドキドキして楽しい。

僕はいろんな人とたくさん会いたい。
いろんな人に僕のことを知ってもらって忘れないで欲しいんだ。

僕のことを知っている人がたくさん増えれば僕はうれしい。

僕の知らない所で僕のことを知ってる人が僕のことを知らない人に僕のことをお話ししてくれるかも知れない。

そしたら僕のことを知らない人の誰かが僕のことをきいて遊びに来てくれるかも知れない。

そしたら僕は、僕の行ったことのことない所のお話や、僕の知らない誰かのことのお話が聞けて、僕は行ったことも見たこともない所のことがわかるし、お話ししたことも、会ったこともない知らない誰かのこともわかるんだ。 

僕はそれがとても楽しみ。
だからもっともっといろんな知らない誰かとたくさん会ってみたいんだ。

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