猫になった僕
僕は、僕がどうなっちゃったのか知りたいんだ。
それから、これからどうなっちゃうのかも知りたいんだ。

いつも知ってる、もう一つの僕のお家のあおぞらが、なんだかいつもとちがう様に見えて、僕はすごくドキドキしてきた。

きっと僕は見つけるんだ。
僕は食堂から廊下に出て、みんなのお部屋の方に、ゆっくりと歩いた。
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