猫になった僕
テーブルの上にも、床の上にも猫がごろごろ寝ころんでいた。
そして会議のお部屋の一番奥にさっきの大きな三毛猫さんがゆったりと寝ころんで、僕の方を見ている。
「こっちにおいで」
三毛猫さんが僕を呼ぶ。
お話が出来る三毛猫さん。
それとも僕が猫になったから猫の言葉がわかるようになっちゃったのかな。
僕は、ごろごろ寝ているたくさんの猫たちの間をゆ
っくりと歩きながら三毛猫のそばに近づいた。
「三毛猫さん、三毛猫さんには僕のことが見える
の?」
僕は三毛猫にドキドキしながら聞いた。
「見えるさ、姿もしっかり見えるし、お話もちゃんとわかるよ。」
三毛猫さんの言葉を聞いて僕はとってもうれしくなった。
飛び上がっちゃうくらいうれしかったんだ。
僕のことが見えて、僕の言葉がきこえた。
僕は一人じゃないんだ。
僕はうれしくなってミャーミャー泣いてしまった。
「君は、君は、ヒロ君だね。」
三毛猫さんが僕の名前を呼んだので、僕はまたびっくりしてしまった。
「銀色の車椅子に乗ってるヒロ君は銀色猫になったんだね。」
そして会議のお部屋の一番奥にさっきの大きな三毛猫さんがゆったりと寝ころんで、僕の方を見ている。
「こっちにおいで」
三毛猫さんが僕を呼ぶ。
お話が出来る三毛猫さん。
それとも僕が猫になったから猫の言葉がわかるようになっちゃったのかな。
僕は、ごろごろ寝ているたくさんの猫たちの間をゆ
っくりと歩きながら三毛猫のそばに近づいた。
「三毛猫さん、三毛猫さんには僕のことが見える
の?」
僕は三毛猫にドキドキしながら聞いた。
「見えるさ、姿もしっかり見えるし、お話もちゃんとわかるよ。」
三毛猫さんの言葉を聞いて僕はとってもうれしくなった。
飛び上がっちゃうくらいうれしかったんだ。
僕のことが見えて、僕の言葉がきこえた。
僕は一人じゃないんだ。
僕はうれしくなってミャーミャー泣いてしまった。
「君は、君は、ヒロ君だね。」
三毛猫さんが僕の名前を呼んだので、僕はまたびっくりしてしまった。
「銀色の車椅子に乗ってるヒロ君は銀色猫になったんだね。」