はんぶん彼女。
ミルクのバスタブが曇り初めて半時間

ぼんやりと浮かび上がる愛しいどこか切ない影

タイムリミットが近づいてくる

コンコン 優しくリズムを刻む音がする

残念 もうタイムアウト

バスタブに残ったミルクの残り香が切なくて


あたしは いつも たえきれず なみだをおとすの
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