LASTLOVE
「そっか‥。」

「どうして?戻ってほしいの?」

「あたしは2人がずっとそおしたいんだと思ってたから‥。でも今はっきり違うってわかった。」

「…春と繋がってるの?」

「え…?」

「春と何か情報交換し合ってるの?」

一瞬だけど奈緒の顔付きが変わった。

「まさか。別れてそれっきり。」

「そう…。」

(絶対に嘘…!!)

「ありがとう♪今日は疲れたから寝ようか?」

「そうだね。」

あたし達は森を出た。
浜辺で政樹と翔君がさっき残ったビールを呑みながら話している。

「お待たせ♪」

あたしはわざと明るく政樹に抱き着いた。
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