LASTLOVE
辺りは一面白い砂浜と海…
バックにはよく映画で見るようなジャングルみたいな森…

でも、なんとなく自然というより、少し人工的な気もする。

どうやらここは、小さな島のようだ。

「…頭痛い…。」

「大丈夫…?」

春があたしの頭を撫でた。ビックリして思わず体が反射的に動いていた。

「ごめん…大丈夫…。」

(なんで…よりによって春が…?)

「誰か他にいないのか?何か覚えてる?」

あたしは必死に過去の記憶を思い出そうとした。
頭痛で再び座り込む…。

(あっ…。)

あたしの頭に沸々と記憶が蘇った。

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