LASTLOVE

Ⅱ 不安と嫉妬

政樹が起きるとあたし達は来る前にコンビニで買ったカロリーメイトとお菓子を食べて、海岸から移動した。

砂地には美月と翔がいた。
「おはよう。」

挨拶すると近くに座った。
「夢ちゃんて一緒のサークルだよね?」

突然、翔が話しかけてくる。

「あっ、うん。」

「お互い協力しあって早く脱出しようね。」

(めちゃくちゃいい人じゃん!!)

「うん!!」

半ばあたしは感激しながら答えた。

そのうち春と奈緒が眠そうにやって来た。
全員揃うと15時に集合と決めて各自出発した。
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