LASTLOVE
春の声がマンションに響く。

「俺必ずお前のこと、手に入れるから!!」

あたしは振り返らなかった。なんて勝手なの…。

翌日、あたしは政樹に返事をし付き合うことになった。

.....ハッとした..
気付くと目前に海が広がっている。
あたしは肩にもたれて寝ちゃってたみたいだ。

「政樹…」

「違うから。」

ビックリして見たら、春だった。

「うわっ!!ごめん!!あたし寝てたんだ!!」

「10分くらいだけどな。」

あたしはすぐ立ち上がった。こんなとこ政樹に見られてたら最悪…
てか政樹も美月さんといたんだ…。
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