LASTLOVE
「わかった。」

春が低く返事した。
美月は泣いている。

「そしたら明日は、俺と美月さんと、政樹と夢で森に探索に行こう。」

「…そうしよう…。それじゃ明日9時にここで集まろう。」

気まずくて今日は、ここで解散になった。

美月が翔ともう一度ダケ話したいと言っていたが、翔は静かに首を振っていた。
美月と春はバラけて森に入って行った。きっと2人とも今日はそっとしておいたほうがいいだろう。

あたしは政樹と川で体を洗ってから、昨日と同じ場所で休むことにした。
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