LASTLOVE
ガサガサ…

(ん…?)

物音で目が覚めた。まだ暗い…。
あたしは政樹に抱き着いた。
政樹が腕を回してキスをしてくる。歯を割って舌が入って来る…

「まだ眠いからヤメテ♪」
あたしは寝ぼけながら言ったがいっこうに辞める気配がない。
額や頬、首筋にキスすると、服をまくりあげてブラのホックを外そうとしてくる。

「ちょっと…」

(えっ?!)

あたしはびっくりして言葉を失った…。

(春?!)

春があたしの体中にキスしていた。

「キャァッ…!!」

「夢……」

春は無理矢理キスしてくる。本気で抵抗したのに全然敵わなかった。
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