『あなたがいたから・・・』
『公園』

はぁ・・・。
なんであんな男らとねぇちゃん絡んでんだろ?
『どぉだった?』
どうってなにがって感ぢ・・・。
『なに?』
タバコの煙で気分が悪い。
『なにって男の子よ!かっこよかった?』
そのことね。
『別にふつーやない?』
あー大義ぃ
『なんで杏はそんなに適当なの?』
『じゃぁ自分で見てこいよ!』
イライラさせんな!
『なんでそんなにイライラしてるのぉ?』
分ってんのかよ。
杏は無視して外にでた。
『もぉ何怒ってんの?てか遅くならないよぉにねぇ』
意味分んねぇ。
『勢いで飛び出してきたけどすることねぇ』
杏は暇だから公園に行った。
『暑ぅ』
公園を見回したら誰もいなかった。
でもベンチに一人男の子が座っていた。
ん?ん?
『あれは・・・』
杏の家にいた一人の男の子だった。
でも喋ったコトないからなにを話したらいいか分らなかった。
『杏ちゃん?』
その男の子は杏に気付いた。
杏はその男の子の方へ行った。
『あれ?なんでぇ?家にいたんじゃないのぉ?』
『あーなんか俺邪魔っぽかったから出てきた』
きぃつかってんのかな?
『そっかぁ。てかなんて名前?』
『侑也だよ。丘侑也。』
侑也かぁ。
『侑也くんなんで杏の名前しってるの?』
ちょっと気になったから聞いてみた。
『それわぁ。杏ちゃん自分で杏って呼んでたから。』
そぉことかぁ。
てかこの人人見知りかな?
話すの苦手そう・・・。
『まぁよろしく。』
『うん。』
『・・・・』
すっごい沈黙・・・。
話つづかないなぁ。
これからなに話そうかな・・・。
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