『あなたがいたから・・・』
『理由』

侑也と記念日をすごして何日が過ぎただろう。
それからはあってない。
なんで彼女なのに逢わないのかな?
はぁ・・・。
苺つみにいこ~♪ららららら~♪♪
『あっ!メールだ・・・誰だろう?』
杏はケータイの受信ボックスを開いた・・・。
侑也からのメールだった。
内容は・・・。

from;侑也★
【話したいことがある・・・。家いっていー?】

なんだろ?
大切なはなし?
なんか怖い・・・。
『なんてかえそぉ・・・』

宛先;侑也★
【いーよ】

『そぉしん!』
不安な気持ちのままでメールを送信した。
侑也はそれから返事はなかった。
何十分くらいして侑也が家にきた。
『話したいことって・・・なに?』
震えながら杏はいった。
『別れよう』
えっ?
最初はとまどった・・・。
でも理由はなんとなくわかっていた。
侑也は杏と付き合って学校では噂がひどかったらしい。
学校では侑也くんって小学生と付き合ってるらしいよって言う話ばかりらしい・・・。
『杏が小学生だからだよね?』
『・・・』
侑也はなにもいわない・・・。
でも多分杏のカンは当たってたらしい。
だから杏が言ったあげなきゃ・・・。
『わかれよぉwww杏も好きって気持ちなかったからぁちょうどよかったぁ』
嘘いっちゃた・・・。
でもこうするしかないんだよね?
杏まちがってないよね?
侑也が近くにきた。
『なに?』
ガバっ!
???
侑也が杏を抱きしめてきた。
凄いとまどいをかくせない・・・。
『ちょっ!はなして!』
『1分だけ。1分だけこうさせてくれ・・・』
えっ?
もぉ別れたンだよ?
なのになんで・・・?
『・・・・』
沈黙が続いた。
1分以上たってるのにまだ侑也ははなれない・・・。
『ゆーや!もぉはなれて・・・』
『あっ!ごめん・・・』
『・・・・』
またちんもくが続く。
『それだけだから俺かえるはぁ』
『うん・・・ばいばい』
杏と侑也の付き合いは終わった・・・。
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