どんな恋のカタチでも…

「あの男には気をつけろ。」


「なんで?」


「何となく危ない感じがするから。」

本当は何となくじゃなくて男だからわかる
あいつぜってぇ~琉華のことが好きだ。


「わかった。」


そして、俺は琉華にキスをした。

そのまま琉華の首に俺のだって
わかるように、印をつけた。



それに気づいた琉華は、

「何で目立つところに付けるんですか!!」
鏡を見ながらちょっとキレた。



俺を嫉妬させた罰として、
「じゃあ別の場所に付けようか?」
なんて言ってみた。


「そういうことじゃないです!!」
真っ赤な顔でいう琉華、可愛い。


そのあとも、楽しく過ごした。

でも、俺は知らなかったあの男が再び
琉華の前に現れるなんて...

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