どんな恋のカタチでも…

次の日


みんながまたグループをつくる。


昨日と同じように結夜が一つ一つの班を
まわっている。


結夜が近づいて来るにつれて心拍数が
上がってくる。


「琉華の班はわかったか?」

来た!!


ん?


結夜の手がそっと私のノートの下にのびた。
まわりは気づいていない。


ノートの下を見ると小さな紙切れがあった。


見ると、

(放課後 進路指導室で待ってる)


先生を見たら目が合ってしまって、
すぐ逸らしてしまった。
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