どんな恋のカタチでも…

「琉華ちゃん座って。」


おとなしく座る。


「実はね、私たち離婚したの。」


「えっ!?」

離婚?何で?もしかして...私のせい?


「大事な話ってそれかよ...。」

別のことを結夜は聞きたいみたい。


「全てを話す前に言わないと...。
琉華ちゃん今、私のせいとか思ってるん
じゃない?」

何でわかったんだろう...

「何で琉華のせいになるんだよ?」


「あのっ!でもこの前、家族で出かけて
ましたよね?」


「それは、家族最後の思い出ってことで
楽しんでただけ。それより、これから
話すのは私が隠してたことだから。」

隠してたこと?
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