どんな恋のカタチでも…

「嘘ついても無駄だ。風でスカートが
上がってたぞ。」


「嘘!!」

そう言ってスカートを手で押さえる。


「今やっても遅い。まっ、俺にはありがた
かったけど?」


後ろを見ると車に乗って笑っている結夜が
いた。


「意地悪!!」


「今夜が楽しみ。」

そう言って結夜は電話を切り私の横を
通り過ぎた。
< 260 / 269 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop